台湾の南西部に位置する高雄県は、東北に中央山脈、玉山山脈、阿里山山脈を横たえ、西は台湾海峡、東南は高屏渓と屏東県に隣接しています。東北から西南に細長く伸びる地形で、東側には標高3000メートル級の山々が連なっています。西に向かってはなだらかな丘陵が下り坂を描くように広がり、標高10メートル以下のところは広々とした平原地帯が続いています。地形と地質の変化により目にも美しい地形が造られ、亜熱帯という気候も相まって、種類豊かな動植物の生態系統を育み、異なった自然生態がまた異なった族種の文化を生み出しました。この地域は比較的早い時期に開発が行われ、めずらしい文化や遺跡が多く残されています。また高雄県は「高雄都市区」と呼ばれる地域に隣接しており、高雄港にも近いことから、昔から農業が発達してきました。近代になって、商業や工業や交通が目覚しく発展を遂げたため、近代都市としての雛形も形成されました。このようにいろいろな顔の自然景観や文化を持つ高雄県をわたしたちは「豊かな里」と呼んでいます。

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